Kubernetes の Pod を作るために必要な yaml ファイルの書き方

Jan 14, 2021

Kubernetes は複数の Container を一緒に実行するためのツール。

どの Container をどのように使うのかなどを設定する必要がある。

設定は yaml ファイルを使う。

この yaml ファイルはドキュメントとしての意味もあるので作っておいたほうが良い。

記述例

apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  name: posts
spec:
  containers:
    - name: posts
      image: mitomex/posts:0.0.1

事前に Docker Image を作成しておく。

docker build -t mitomex/posts:0.0.1 .

この Image から作られる Container を Kubernetes の Pod として管理する。

apiVersion は表示させたい Kubernetes Object のセットを指定する。

kind は apiVersion で指定した Kubernetes Object セットの中から使いたいタイプを指定する。

metadata はオブジェクトの情報を指定する。名前など。

オブジェクトに適用するものを指定する。

spec は specification の略で、仕様書の意味。

Kubernetes Object の V1 というセットの中から Pod というタイプのオブジェクトを使う。

オブジェクトの名前は posts とする。

そのオブジェクトに mitomex/posts:0.0.1 という Docker Image を使用して作る posts という名前の Container をひとつ適用する。

Pod を Kubernetes に適用するには、posts.yaml ファイルがあるディレクトリで以下のコマンドを実行する。

kubectl apply -f posts.yaml