Mitomex Blog

ingress-nginx の設定ファイルの書き方

2021-01-17

参考ページ:Basic usage-host based routing

記述例

apiVersion: networking.k8s.io/v1beta1
kind: Ingress
metadata:
  name: ingress-srv
  annotations:
    kubernetes.io/ingress.class: nginx
spec:
  rules:
    - host: posts.com
      http:
        paths:
          - path: /posts
            backend:
              serviceName: posts-clusterip-srv
              servicePort: 4000

apiVersion

apiVersion は表示させたい Kubernetes Object のセットを指定する。

kind

kind は apiVersion で指定した Kubernetes Object セットの中から使いたいタイプを指定する。

metadata

metadata はオブジェクトの情報を指定する。名前など。

annotation

annotation は追加する routing rule を理解するために必要なもの。

spec

spec はオブジェクトに適用するものを指定する。

spec は specification の略で、仕様書の意味。

spec に routing rule を記述する。

host: posts.com にホスト名を記述。Kubernetes Cluster 内には複数の環境を構築できるため以下のルールがどのドメインに紐付けるものか指定する必要がある。

path: /posts がリクエストを受け付けるパス。

backend: が受け付けたリクエストを送る Pod の ClusterIP の名前をポート番号。